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指導方針

 
 
 

 作文力につなげる形での各種能力の涵養がfieldの授業の柱です。

 よい文章を書く力には、さまざまな能力あるいはメンタリティが総合的に含まれていると考えています。
 発想、発案する力、それを組み立てる構成力や段取り、そこで必要となる論理力、それらを人の頭に、心に伝えるための表現力、その全般で発露させるべき個性、
 それら構想の実行力、その過程で求められる取捨選択のセンスと決断、勇気、
 分量の感覚、時間の感覚、その中での優先度の判断力、それを支える目的意識・・・
 
 そうした観点から、単なる受験技術の付け焼刃ではない、将来にわたり活きる力としての作文・文章力を養いますが、一方、志望校合格という観点で、字の練習など文字通りの基本から指導します。
 (※注 受験を予定していないお子さまもご入塾いただけます。)
 そこにつながり、それを支えるものとして、国語読解問題の演練、また、算数演習を併せて行います。
 読解問題は言わずもがなかもしれませんが、算数(数学)と作文は共通する点がたいへん多いものと考えています。課題分析、条件の確認、回答のためのツール集めと選択、段取り、計画の実施、過程における修正、などなど。そのように算数(数学)を演習します。
 
 面接対策は、特に6年生クラスにおいて、個人面接・グループ面接双方に対応する練習と指導を行います。  それを支え、また将来の伸展性につなげるべく、国語・算数を通じてディスカッションや発表等を取り入れていきます。
 
 作文・面接という評価基準で行われる選抜、そしてその門の狭さを思うとき、その突破のためには、単なる技術だけではなく、何か人の心にインパクトを与え得るような、人間的な力の印象、オーラのようなものを有していたいものと思います。一朝一夕にはならぬ、そうしたものへの着意をもって指導します。
 もっとも、教室としましては心から、単に受験での成功ということよりも、受験をチャンス、機会ととらえての、本質的な成長へと導けることをねがっています。
 
 また、どの科目内容についても、ただ指導し課題を与えるのではなく、自ら目標を立て、自律的に学んでいく姿勢を養えるよう留意しております。  志望校合格という目標はもとより、日々の成長のための小さな目標や、あるいはずっと将来の夢につながる大きな目標など、「自分の求めるものは何か」「そのために何をしようか」、そういう意識づけをしていきたいと思います。  その一環として、個人で課題を決め、取り組む時間も設定しています。
 
 別の面で、もうひとつ強く留意していることがあります。
 教室の雰囲気です。
 人は誰しも(とりわけ子供は)楽しんで取り組めるときに、意欲的にもなれ、潜在的な力を発揮することもできるものだと考えています。
 そこで、「楽しく通えること」「授業でたくさん話し、たくさん笑えること」を願い、そうした雰囲気の醸成と維持に意を用いています。
 
※その他、「コラム」ページでもさまざま書いていきたいと思いますが、現在準備中です。いましばらくお待ちください。
 

 中学クラスにおいても、やはり「人生力」という着意をもっております。

 理念、特色は、
 「勉強の仕方の勉強」を意識して5科の錬成にあたる、
 人生力の基盤を養う、
 この2点です。
 
 英語においては、高校入試や大学入試における突破力を養うのみならず、将来の実用の礎を築くことを念頭に、発音の徹底といった基礎から、英語コミュニケーションにおける発想や論理構成までを広く視程に入れて指導します。
 学科としては概ね中学2年の前半までに中学英語の基礎を終了し、基本レベルの英書講読や映画を教材に取り入れていきます。3年次には外国人講師による英会話、ディスカッション、英語面接練習なども行います。
 
 数学についても、やはり将来の大学入試までを視野に入れた、数学の本質的な理解に導く指導を行ない、人生というスパンにおいても後々大きな武器にできるような、数学的思考、抽象的思考の力を養います。
 
 また、もう少し簡単に言えば、
 英語、数学ともに、人生を通じて「得意意識」を持てるように、それがひとつの目標イメージともなります。
 
 理科社会国語については、定期テスト対策を中心に、理社横断的な着意をもって指導しております。